格安アマゾンベーシックモニターでMSXの画面を4:3で表示させよう


 アマゾンから「アマゾンベーシック」シリーズで、24インチと27インチのモニターが格安で発売されています。
 24インチ:https://amzn.asia/d/6u6bTZc
 27インチ:https://amzn.asia/d/eep3RL9
 これらのディスプレイですが、以前からRaspberry Piを使ってファームウェアを改造すれば、X68000の画面を4:3で表示できることが知られていました。
 そこで、私の方で、MSXの画面を4:3で表示できるか確認することにしました。

 まず、MSXの21ピンRGB出力をアナログRGBに変換するためには、以下の2つのものが必要です。
 日本21ピン→SCART変換器:https://amzn.asia/d/hlJ8Lf3
 SCART→アナログRGB変換器:https://amzn.asia/d/f6sKQPR
 ちなみに、21ピンからアナログRGBに変換するものとして、KVClabから発売されているものがありますが(https://kvclab.com/shopdetail/000000000715/)、ディスプレイのファームウェアを改造しない状態では、4:3に表示させることができませんでした。

 さて、これらの機材を用意して、接続していただきますと、何も設定していなければ、16:9に引き延ばされて表示されますが、「表示モードをアスペクト」に設定することによってちゃんと4:3で表示することができました。MSXで使用する限りでは、ファームウェアを改造する必要がありませんでした。

 格安でMSXに使えるモニターが手に入りやすいので、嬉しい限りですよね。